腰の痛みが緩和されて行くように脚部のストレッチを施すことが、
側面一段が同時に揃うようにキューブの一面を揃えるのと同じ塩梅。
これで全ての面が揃うとは限らないが、そのための取っ掛かり程度にはなる。
現代医療の治療法はこの条件すら満たしていないのがほぼ全てだし、
あったとしても偶然の産物に過ぎない。それはあたかも、キューブの
一面を適当に揃えても側面一段が同時に揃うことがほぼないようなもので、
適切な計画性を帯びているのでなければまず成功することはない。
ここまでの試みにおいては、医療分野としても整形外科の範囲に止まって
いるから、医者もやろうと思えば必ずしもできないことではないが、
残念ながらこの程度のことすらまともに試みている者は現状皆無である。
腰が悪いという患者の腰を手術して余計に膝を悪くさせたり、
あるいは左膝を手術して右膝も悪くさせ、結局両膝を手術するが今度は
腰が悪化するような事態を招いたりと、単科の範囲でも悪循環を招いてる始末。
自分から不調を訴えている患者の、苦痛を訴えている部分だけを診るという
現代医療の基本姿勢では、どうあがいても考えが及ばないという以上に、
そんな作業に労力を割くだけの余裕がないという実情である。
特に整形外科は年寄りがこぞってかかりたがっては
病院の待合室を埋め尽くしている第1の診療科でもあるし。
返信する