>>34>>35及び
>>39>>40は畝山智香子さんの記事から抜粋したものだが、彼女は国立医薬品食品衛生研究
所安全情報部に所属し、薬理学、生化学のバックグラウンドを持つ。
畝山さんの著作を読めば分かることだが、
>>34>>35の記事の書き出しからも、「説明不足」ではなく「誤解
を招くもの」、「審査する側の意地悪」ではなく「虚偽・誇大広告の類の表示」を問題と捉えていることが明白。
ちなみに、欧州に限らず米国でも、プロバイオティクスについて業者の誤解を招く宣伝が問題となっており、
FDAは健康強調表示を認めていない。
>しかし現実にそれら民間医療的なレベルの局所的な有用性報告があるのは良い事例であって
通常医療はもとより民間医療においてさえ局所的な有用性報告をもってして、「消化器系の健康をサポートす
る」「免疫機能を強化する」と効果・効能を謳うのは、論理的に幾重もの飛躍がある。
余談だが、世界中の名立たる代替医療がコクラン共同計画等において系統的レビューの俎上に載せられ、その
ほとんどが医療レベルのエビデンス無しと評価されている。そのあたりの顛末はサイモン・シンの「代替医療
のトリック」に詳しい。
>それを個人がエビデンスとするのは何ら問題はないよ
エビデンスは客観性を要義とした評価軸なので、個人が選ぶものではない。
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