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●健康寿命を延ばすカギは速筋(白筋)の強化
では、いよいよ結論です。
高齢者が「本当にやるべき運動」とは、ずばり“速筋(白筋)を鍛える運動”です。
簡単に言うと「筋トレ」であり、途中でも述べた無酸素運動のことを指します。
重ねてお伝えしますが“健康寿命”とは制限なく日常生活を送ることができる期間のことです。
日常生活を制限なく送るには、「起き上がる・立つ・座る・歩く・ふらついても立ち直る」
といったある程度の基本的な動作能力が求められます。
それに必要なのが“瞬発力“です。
瞬発力とは瞬間的に大きな力を発揮する力のことを言いますが、
文字通り大きな力を発揮する運動を行うことが肝になります。
ダンベル、重錘、ゴムバンド、マシンなどを使って負荷をかけてもいいですし、
スクワット、かかと上げ運動、懸垂、上体起こしなど自分の体重を上手く使う運動でも
もちろん大丈夫です。
ウォーキングを習慣にしている方は、最中に早歩きやダッシュを
取り入れてみるのもいいかもしれません。
多くの方が数回~数十回、数十メートルが限界でしょう。
これらのようにすぐに限界が来る運動=無酸素運動を意識して実践することが、
速筋(白筋)の割合を増やすことに繋がっていきます。
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