タンパク質の過剰摂取は危険
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タンパク質は、筋肉や骨などの組織の構成要素であり、体内で多くの重要な役割を果たしている。
しかしタンパク質の摂取量を過剰にすると、健康に悪影響を及ぼす可能性がある。
腎臓病、骨粗鬆症、肥満、高血圧、糖尿病、心臓病
などが懸念されます。
成人の1日の推奨タンパク質摂取量は、体重1kgあたり0.8gです。
つまり体重60kgの人であれば、1日に48gのタンパク質を摂取する必要があります。
プロテインパウダーなどのサプリメントの過剰摂取は万病の元です。
しかしタンパク質の摂取量を過剰にすると、健康に悪影響を及ぼす可能性がある。
腎臓病、骨粗鬆症、肥満、高血圧、糖尿病、心臓病
などが懸念されます。
成人の1日の推奨タンパク質摂取量は、体重1kgあたり0.8gです。
つまり体重60kgの人であれば、1日に48gのタンパク質を摂取する必要があります。
プロテインパウダーなどのサプリメントの過剰摂取は万病の元です。
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たんぱく質の耐容上限量は、たんぱく質の過剰摂取により生じる健康障害を根拠に設定されなければならない。
最も関連が深いと考えられるのは、腎機能への影響である。
健康な者を対象としてたんぱく質摂取量を変えて腎機能への影響を検討した比較試験のメタ・アナリシスでは、
35% エネルギー未満であれば腎機能を低下させることはないだろうと結論している。
また、20% エネルギー以上(又は 1.5 g/kg 体重/日以上又は 100 g/日以上)の高たんぱく質摂取が
腎機能(糸球体濾過率)に与える影響を通常または低たんぱく質(高たんぱく質摂取群よりも5%
エネルギー以上低いものとする)に比べたメタ・アナリシスでは、有意な違いは観察されなかった。
しかし、試験期間が短いなど課題が多く残されている。
したがって、現時点ではたんぱく質の耐容上限量を設定し得る明確な根拠となる報告は十分ではない。
たんぱく質の摂取不足は脳卒中のリスクになるとするコホート研究による報告もあるが、
コホート研究のメタ・アナリシスは両者に有意な関連を認めなかったと報告している。
最も関連が深いと考えられるのは、腎機能への影響である。
健康な者を対象としてたんぱく質摂取量を変えて腎機能への影響を検討した比較試験のメタ・アナリシスでは、
35% エネルギー未満であれば腎機能を低下させることはないだろうと結論している。
また、20% エネルギー以上(又は 1.5 g/kg 体重/日以上又は 100 g/日以上)の高たんぱく質摂取が
腎機能(糸球体濾過率)に与える影響を通常または低たんぱく質(高たんぱく質摂取群よりも5%
エネルギー以上低いものとする)に比べたメタ・アナリシスでは、有意な違いは観察されなかった。
しかし、試験期間が短いなど課題が多く残されている。
したがって、現時点ではたんぱく質の耐容上限量を設定し得る明確な根拠となる報告は十分ではない。
たんぱく質の摂取不足は脳卒中のリスクになるとするコホート研究による報告もあるが、
コホート研究のメタ・アナリシスは両者に有意な関連を認めなかったと報告している。
また、たんぱく質の過剰摂取が2型糖尿病の発症リスクとなる可能性を示唆したコホート研究が複数あり、
そのメタ・アナリシスは、総たんぱく質及び動物性たんぱく質は2型糖尿病の発症リスクとなるが、
植物性たんぱく質は関連がないか、むしろ予防的に働いている可能性を示している。
したがって、たんぱく質そのものが2型糖尿病の発症リスクとなるか否かはまだ明らかでない。
また、血圧への影響もコホート研究及び介入試験で検討されており、そのメタ・アナリシスは
高たんぱく質摂取が血圧低下につながる可能性を示唆している。
しかし、研究によって結果のばらつきは大きく、また、その閾値はまだ明らかでない。
高たんぱく質摂取が骨密度の低下及び骨折予防につながるとするメタ・アナリシスも存在する。
しかし、研究によって結果のばらつきは大きく、また、その閾値もまだ明らかでない。
たんぱく質摂取量は、低すぎても高すぎても他のエネルギー産生栄養素とともに主な生活習慣病の
発症及び重症化に関連する。したがって、目標量を範囲として定める必要がある。
また、高齢者では特にフレイル及びサルコペニアの発症予防も考慮した値であることが望まれる。
そのメタ・アナリシスは、総たんぱく質及び動物性たんぱく質は2型糖尿病の発症リスクとなるが、
植物性たんぱく質は関連がないか、むしろ予防的に働いている可能性を示している。
したがって、たんぱく質そのものが2型糖尿病の発症リスクとなるか否かはまだ明らかでない。
また、血圧への影響もコホート研究及び介入試験で検討されており、そのメタ・アナリシスは
高たんぱく質摂取が血圧低下につながる可能性を示唆している。
しかし、研究によって結果のばらつきは大きく、また、その閾値はまだ明らかでない。
高たんぱく質摂取が骨密度の低下及び骨折予防につながるとするメタ・アナリシスも存在する。
しかし、研究によって結果のばらつきは大きく、また、その閾値もまだ明らかでない。
たんぱく質摂取量は、低すぎても高すぎても他のエネルギー産生栄養素とともに主な生活習慣病の
発症及び重症化に関連する。したがって、目標量を範囲として定める必要がある。
また、高齢者では特にフレイル及びサルコペニアの発症予防も考慮した値であることが望まれる。
>>14
結局、現時点では、たんぱく質の過剰摂取により生じる健康障害については、
確固たるエビデンスは存在しないというわけか。
むろん、何事にも限度はあり、常識では考えられない程の大量摂取をすれば、
悪影響はあるかもしれないが、それは糖質でも脂質でも、はては水でも同じことだしな。
それに、筋トレする人に推奨されている「体重×2g/日」のたんぱく質摂取は、
実は達成するのは、かなり難易度が高い。
体重70kgの男性なら140g。
1回でだいたい25gのたんぱく質が摂れるプロテインを2回飲んだとしてもまだ1/3。
残りの2/3にあたる90gも、食事だけから摂取するのは、実際にやってみれば分かるが至難の業。
腎不全になるとたんぱく質の摂取を制限することになる(それでも摂取上限は「体重×1g/日」と、
運動をしていない一般人の所要量と変わらない)、たんぱく質は腎臓に良くないと思われてきたが、
摂取しないと筋肉の維持が難しく、別の病気を招くことにつながる。
何事もほどほどが一番なのは間違いないが、たんぱく質を悪者にせず上手に摂取して、
効率的に筋肉を付け、健康な日常を送れるよう頑張ろう。
結局、現時点では、たんぱく質の過剰摂取により生じる健康障害については、
確固たるエビデンスは存在しないというわけか。
むろん、何事にも限度はあり、常識では考えられない程の大量摂取をすれば、
悪影響はあるかもしれないが、それは糖質でも脂質でも、はては水でも同じことだしな。
それに、筋トレする人に推奨されている「体重×2g/日」のたんぱく質摂取は、
実は達成するのは、かなり難易度が高い。
体重70kgの男性なら140g。
1回でだいたい25gのたんぱく質が摂れるプロテインを2回飲んだとしてもまだ1/3。
残りの2/3にあたる90gも、食事だけから摂取するのは、実際にやってみれば分かるが至難の業。
腎不全になるとたんぱく質の摂取を制限することになる(それでも摂取上限は「体重×1g/日」と、
運動をしていない一般人の所要量と変わらない)、たんぱく質は腎臓に良くないと思われてきたが、
摂取しないと筋肉の維持が難しく、別の病気を招くことにつながる。
何事もほどほどが一番なのは間違いないが、たんぱく質を悪者にせず上手に摂取して、
効率的に筋肉を付け、健康な日常を送れるよう頑張ろう。
試しにしばらくサプリメント使わずにトレーニングしてたけど、
今日サプリメント全部使ったら明らかにトレーニングのパフォーマンスが違う。
やっぱり効率よく身体を強くしたいならサプリメントは絶対使うべきだと思う。
毎回のトレーニングの質が上がって積み上げに大きな差が出る。
食事でしっかり栄養摂るのは当たり前として。
今日サプリメント全部使ったら明らかにトレーニングのパフォーマンスが違う。
やっぱり効率よく身体を強くしたいならサプリメントは絶対使うべきだと思う。
毎回のトレーニングの質が上がって積み上げに大きな差が出る。
食事でしっかり栄養摂るのは当たり前として。
■86歳の史上最高齢 現役ボディビルダー
金澤利翼(かなざわ・としすけ)
ボディビル日本一15回。
80歳から世界マスターズボディビル選手権に6回出場し、最年長出場記録で
国際ボディビル連盟(IFBB)から3個の金メダルを受賞。
―― 1日の食事とサプリメントを教えてください。
まず朝食に、玄米ご飯(100g)、納豆(1パック)、味噌汁、MRP(プロテイン44g含む)、
マルチビタミン、オメガ369(フィッシュオイル)。
そして昼食は、玄米ご飯or十六穀米、MRP(プロテイン44g含む)、マルチビタミン。
トレーニング前にパイナップル、ミックスナッツ(無塩)、MRP(プロテイン44g含む)、
ビタミンC(カプセル1000㎎)。
トレーニング後&夕食は、玄米ご飯、MRP(プロテイン44g含む)、マルチビタミン、ビタミンC。
就寝前にMRP(プロテイン44g含む)。
金澤利翼(かなざわ・としすけ)
ボディビル日本一15回。
80歳から世界マスターズボディビル選手権に6回出場し、最年長出場記録で
国際ボディビル連盟(IFBB)から3個の金メダルを受賞。
―― 1日の食事とサプリメントを教えてください。
まず朝食に、玄米ご飯(100g)、納豆(1パック)、味噌汁、MRP(プロテイン44g含む)、
マルチビタミン、オメガ369(フィッシュオイル)。
そして昼食は、玄米ご飯or十六穀米、MRP(プロテイン44g含む)、マルチビタミン。
トレーニング前にパイナップル、ミックスナッツ(無塩)、MRP(プロテイン44g含む)、
ビタミンC(カプセル1000㎎)。
トレーニング後&夕食は、玄米ご飯、MRP(プロテイン44g含む)、マルチビタミン、ビタミンC。
就寝前にMRP(プロテイン44g含む)。
このように基本は純日本食(穀物、納豆、味噌汁)をメインに、
あとはボディビル選手として筋肉を維持するために必要な栄養素であるMRP(プロテイン入り)、
マルチビタミン、フィッシュオイル、ビタミンCなどをサプリで摂取しています。
私のコンセプトは生涯日本食が基本で、足りないものをサプリで補うようにしています。
この食事を50歳から90歳(現役を目指す年齢)まで貫き、その後は行けるところまで
長寿を目指したいと思っております。
あとはボディビル選手として筋肉を維持するために必要な栄養素であるMRP(プロテイン入り)、
マルチビタミン、フィッシュオイル、ビタミンCなどをサプリで摂取しています。
私のコンセプトは生涯日本食が基本で、足りないものをサプリで補うようにしています。
この食事を50歳から90歳(現役を目指す年齢)まで貫き、その後は行けるところまで
長寿を目指したいと思っております。
まあ血液検査などをこまめにやって、異常が出てから考えても良いかもね。
基本的にはタイトル通り、身体にはタンパク質の過剰摂取は良くない。
年齢とともに腎機能が落ちるので、プロテインは50歳超えたら摂取しない方が良いと医者に言われた。
基本的にはタイトル通り、身体にはタンパク質の過剰摂取は良くない。
年齢とともに腎機能が落ちるので、プロテインは50歳超えたら摂取しない方が良いと医者に言われた。
『タンパク質摂取量と腎機能低下に関連なし ―― 日本人高齢者での縦断研究』
日本人高齢者では、タンパク質の摂取量と腎機能(eGFR)の低下速度との間に
有意な関連はないとする研究結果が発表された。
さらに、慢性腎臓病(CKD)の高齢者では、タンパク質摂取量が多いことが
腎保護的に働く可能性もあるという。
大阪大学大学院医学系研究科総合ヘルスプロモーション科学講座/森ノ宮医療大学の
関口敏彰氏らの研究によるもので、「Geriatrics & Gerontology International」に
2月10日、論文が掲載された。
●タンパク質は腎臓に良い? 悪い?
タンパク質の過剰摂取は腎臓に負担をかけるため、CKD患者には
タンパク質摂取量を控える指導が長く行われてきた。
しかし近年、高齢者人口の増大とともに筋肉量が低下した高齢患者が増加し、
そのような場合には筋肉量の維持のためにタンパク質をしっかり摂取することが
重要であると認識されるようになっている。
ただし、それにより腎機能低下が加速されるという懸念は払拭されておらず、
高齢者のタンパク質摂取量を巡る議論が続いている。
このような背景を基に関口氏らは、東京都と兵庫県の地域住民対象に行われている
高齢者長期縦断研究(SONIC研究)のデータを用いて、タンパク質摂取量と
腎機能変化との関連を縦断的に検討した。
日本人高齢者では、タンパク質の摂取量と腎機能(eGFR)の低下速度との間に
有意な関連はないとする研究結果が発表された。
さらに、慢性腎臓病(CKD)の高齢者では、タンパク質摂取量が多いことが
腎保護的に働く可能性もあるという。
大阪大学大学院医学系研究科総合ヘルスプロモーション科学講座/森ノ宮医療大学の
関口敏彰氏らの研究によるもので、「Geriatrics & Gerontology International」に
2月10日、論文が掲載された。
●タンパク質は腎臓に良い? 悪い?
タンパク質の過剰摂取は腎臓に負担をかけるため、CKD患者には
タンパク質摂取量を控える指導が長く行われてきた。
しかし近年、高齢者人口の増大とともに筋肉量が低下した高齢患者が増加し、
そのような場合には筋肉量の維持のためにタンパク質をしっかり摂取することが
重要であると認識されるようになっている。
ただし、それにより腎機能低下が加速されるという懸念は払拭されておらず、
高齢者のタンパク質摂取量を巡る議論が続いている。
このような背景を基に関口氏らは、東京都と兵庫県の地域住民対象に行われている
高齢者長期縦断研究(SONIC研究)のデータを用いて、タンパク質摂取量と
腎機能変化との関連を縦断的に検討した。
●千人以上の高齢者の腎機能の変化を2年半追跡
SONIC研究は2010~2013年に参加登録が行われ、
69~71歳 1,000人、
79~81歳 973人、
89~91歳 272人、
計2,245人が登録されている。
本研究ではそのうち、登録時にCKDステージ5以上(eGFR15mL/分/1.73m2未満)、
透析治療中、解析に必要なデータの欠落者などを除外し、1,160人を解析対象とした。
●ベースラインの腎機能はタンパク質摂取量の多寡で有意差なし
研究参加時に行った食事調査からタンパク質摂取量を割り出し、
全体を四分位で群分けすると、
第1四分位群のタンパク質摂取量は1.01±0.16g/kg/日、
第2四分位群は1.32±0.07g/kg/日、
第3四分位群は1.59±0.08g/kg/日、
第4四分位群は2.07±0.30g/kg/日だった(P<0.01)。
eGFRは平均69.15±14.4mL/分/1.73m2であり、群間に有意差はなかった。
●追跡中の腎機能低下速度に群間差がない一方、体重減少幅に有意差
平均2.53年の追跡期間中のeGFRの変化は-1.89±2.98mL/分/1.73m2であり、
有意な群間差はなかった。
その一方で、体重はタンパク質摂取量の少ない群の方が大きく低下しており、
有意差が認められた(P<0.04)。
SONIC研究は2010~2013年に参加登録が行われ、
69~71歳 1,000人、
79~81歳 973人、
89~91歳 272人、
計2,245人が登録されている。
本研究ではそのうち、登録時にCKDステージ5以上(eGFR15mL/分/1.73m2未満)、
透析治療中、解析に必要なデータの欠落者などを除外し、1,160人を解析対象とした。
●ベースラインの腎機能はタンパク質摂取量の多寡で有意差なし
研究参加時に行った食事調査からタンパク質摂取量を割り出し、
全体を四分位で群分けすると、
第1四分位群のタンパク質摂取量は1.01±0.16g/kg/日、
第2四分位群は1.32±0.07g/kg/日、
第3四分位群は1.59±0.08g/kg/日、
第4四分位群は2.07±0.30g/kg/日だった(P<0.01)。
eGFRは平均69.15±14.4mL/分/1.73m2であり、群間に有意差はなかった。
●追跡中の腎機能低下速度に群間差がない一方、体重減少幅に有意差
平均2.53年の追跡期間中のeGFRの変化は-1.89±2.98mL/分/1.73m2であり、
有意な群間差はなかった。
その一方で、体重はタンパク質摂取量の少ない群の方が大きく低下しており、
有意差が認められた(P<0.04)。
●タンパク質摂取量が少ない群ではフレイルリスクが上昇
より具体的に、フレイル(要介護予備群)の診断基準に含まれている
「1年当たり4.5kg以上の体重減少」の該当者の割合を比較すると、
第1四分位群は47.6%と半数近くに及び、第2四分位群も42.9%を占める
のに対して、第3および第4四分位群は4.8%に過ぎなかった(P<0.01)。
●腎機能の低い高齢者では、タンパク質摂取量が多いことが腎保護的に働く可能性
次に、腎機能低下に影響を及ぼし得る因子(年齢、性別、収縮期血圧、HbA1c、
non-HDL-C、尿酸、高血圧・糖尿病・脂質異常症・脳卒中・心不全の既往、
腎機能を評価した季節)を調整後、ベースラインの腎機能で層別化して解析を行った。
その結果、ベースラインで腎機能が保たれていた群(eGFR60mL/分/1.73m2以上)では、
タンパク質摂取量と腎機能変化量との間に有意な関連が認められなかった。
一方、ベースラインで腎機能が低下していた群(eGFR60mL/分/1.73m2未満)では、
タンパク質摂取量と腎機能変化量に正の相関が認められ(β=0.98、P=0.02)、
タンパク質を多く取ることによる腎保護作用が示唆された。
より具体的に、フレイル(要介護予備群)の診断基準に含まれている
「1年当たり4.5kg以上の体重減少」の該当者の割合を比較すると、
第1四分位群は47.6%と半数近くに及び、第2四分位群も42.9%を占める
のに対して、第3および第4四分位群は4.8%に過ぎなかった(P<0.01)。
●腎機能の低い高齢者では、タンパク質摂取量が多いことが腎保護的に働く可能性
次に、腎機能低下に影響を及ぼし得る因子(年齢、性別、収縮期血圧、HbA1c、
non-HDL-C、尿酸、高血圧・糖尿病・脂質異常症・脳卒中・心不全の既往、
腎機能を評価した季節)を調整後、ベースラインの腎機能で層別化して解析を行った。
その結果、ベースラインで腎機能が保たれていた群(eGFR60mL/分/1.73m2以上)では、
タンパク質摂取量と腎機能変化量との間に有意な関連が認められなかった。
一方、ベースラインで腎機能が低下していた群(eGFR60mL/分/1.73m2未満)では、
タンパク質摂取量と腎機能変化量に正の相関が認められ(β=0.98、P=0.02)、
タンパク質を多く取ることによる腎保護作用が示唆された。
●一律のタンパク制限はすべきでない
以上の検討に基づき著者らは、
「国内の地域在住高齢者のタンパク質摂取量はeGFRの低下とは関連がなく、
さらにCKDステージ3~4の場合には、総タンパク質および動物性タンパク質の
摂取量が多いことが、eGFRを維持するように働く可能性がある。
CKD患者を含む日本人高齢者には、タンパク質摂取制限をすべきではないと考えられる」
と結論付けている。
なお、高齢CKD患者ではタンパク質摂取量が多い方が腎機能の維持に有利である
ことの機序としては、
「加齢に伴い増加するフレイルやサルコペニアでは、貧血を含む種々の因子が
相互に影響を及ぼし、腎機能をはじめとするさまざまな身体機能が低下する。
高タンパク食は、そのような病態の悪循環を抑制するのではないか」
との考察を加えている。
以上の検討に基づき著者らは、
「国内の地域在住高齢者のタンパク質摂取量はeGFRの低下とは関連がなく、
さらにCKDステージ3~4の場合には、総タンパク質および動物性タンパク質の
摂取量が多いことが、eGFRを維持するように働く可能性がある。
CKD患者を含む日本人高齢者には、タンパク質摂取制限をすべきではないと考えられる」
と結論付けている。
なお、高齢CKD患者ではタンパク質摂取量が多い方が腎機能の維持に有利である
ことの機序としては、
「加齢に伴い増加するフレイルやサルコペニアでは、貧血を含む種々の因子が
相互に影響を及ぼし、腎機能をはじめとするさまざまな身体機能が低下する。
高タンパク食は、そのような病態の悪循環を抑制するのではないか」
との考察を加えている。
聞き手: コメントで、めっちゃ来るんです。「プロテイン」って言ったら、「腎臓が…」って…。
医師 : うん。
血液検査で上がる数値ってあるんですね。
例えば「腫瘍マーカー」って…“CA99”とか…それは膵臓癌なんですけども、
血液中にある“マーカー”と呼ばれている物質が高くなってくると癌を疑うとか、
例えば肝臓病だったらγ-GTPとかASTとかALTとかそういうような数値が上がってくるんですね。
その中に“BUN”というものがあります。
「尿素窒素」というやつなんですけれども、これも腎臓病の時に上がってくる
マーカーとして非常に有名なマーカーなんですね。
ただし、マーカーっていうのは、何かになると上がってくるのは確かなんですけども、
その数値が高いからといって“逆も真ならず”ということもあるんですね。
例えばBUNが上がる一番大きな理由っていうのは、高タンパク質食なんですよ。
で、高タンパク質食っていうのは、全然病気じゃなくても、高タンパク質をやってる人、
例えばその体重を増量させる時に筋トレをやっている人が通常の体重の2倍ぐらいの
プロテインを飲んだりしたら、間違いなくBUNが上昇します。
で、その体重増量期から減量期に入った時に…全く正常な人だよね、
トレーニングしてる人は…BUNは低下して、正常値に戻っていきます。
これっていうのは、腎臓病じゃなくても変動するんですよ。
医師 : うん。
血液検査で上がる数値ってあるんですね。
例えば「腫瘍マーカー」って…“CA99”とか…それは膵臓癌なんですけども、
血液中にある“マーカー”と呼ばれている物質が高くなってくると癌を疑うとか、
例えば肝臓病だったらγ-GTPとかASTとかALTとかそういうような数値が上がってくるんですね。
その中に“BUN”というものがあります。
「尿素窒素」というやつなんですけれども、これも腎臓病の時に上がってくる
マーカーとして非常に有名なマーカーなんですね。
ただし、マーカーっていうのは、何かになると上がってくるのは確かなんですけども、
その数値が高いからといって“逆も真ならず”ということもあるんですね。
例えばBUNが上がる一番大きな理由っていうのは、高タンパク質食なんですよ。
で、高タンパク質食っていうのは、全然病気じゃなくても、高タンパク質をやってる人、
例えばその体重を増量させる時に筋トレをやっている人が通常の体重の2倍ぐらいの
プロテインを飲んだりしたら、間違いなくBUNが上昇します。
で、その体重増量期から減量期に入った時に…全く正常な人だよね、
トレーニングしてる人は…BUNは低下して、正常値に戻っていきます。
これっていうのは、腎臓病じゃなくても変動するんですよ。
タンパク質って、三大栄養素の中で…何回も動画でも言ってるんですけど…
蓄積ができないんですね。
だから一回摂ったものっていうのは、尿素窒素として体外に排出されるしかないんですよ。
で、排出されるときはおしっこで排出されるんですけども、腎臓っていうのはそういう…
尿素窒素って毒素なので…排泄するんですよ。
で、腎臓の機能が弱まってくると尿素窒素が「排泄できないので」高くなる。
「数値が上がる」っていうのは、(それ以外に)もともとの原料が、
「供給が多くなっても」上がるんですよ。
当然ですよね。
例えば、糖尿病じゃない人も、糖をいっぱい食べれば血糖値も上がるんですよ。
当たり前なんですよね。
で、血糖値って、こう、「変動する」んですよ。
空腹時っていうのは減ってるし、ご飯食べた後は血糖が高くなる。
これは当たり前のことなんですね。
蓄積ができないんですね。
だから一回摂ったものっていうのは、尿素窒素として体外に排出されるしかないんですよ。
で、排出されるときはおしっこで排出されるんですけども、腎臓っていうのはそういう…
尿素窒素って毒素なので…排泄するんですよ。
で、腎臓の機能が弱まってくると尿素窒素が「排泄できないので」高くなる。
「数値が上がる」っていうのは、(それ以外に)もともとの原料が、
「供給が多くなっても」上がるんですよ。
当然ですよね。
例えば、糖尿病じゃない人も、糖をいっぱい食べれば血糖値も上がるんですよ。
当たり前なんですよね。
で、血糖値って、こう、「変動する」んですよ。
空腹時っていうのは減ってるし、ご飯食べた後は血糖が高くなる。
これは当たり前のことなんですね。
BUNも同じように、タンパク質を取ったときには、血中のBUNは高くなる。
糖尿病の人も、(随時)血糖値が高くなる。
(その一方で)血糖値は、糖を食べても高くなる。
だから、「血糖値がどうのこうの」だけで糖尿病ということは言えないんですよ。
なぜかというと、血糖値が高いからといって、「お前さん、10分前に飯食ったろ」
って言われて「うん」って(答えると)、もう「正常、正常」って話なんですよね。
で、BUNが高くても「お前、昨日、タンパク質体重の3倍ぐらい食ったろ」
「うん、食った食った」って言えば、これも正常なんですよ。
そういう意味で、体内マーカーっていうのは見ないといけなくて…。
血糖値、糖尿病だったら「随時血糖」は高いっていうのはあるんですね。
それから腎臓病だったら「随時BUN」が高いっていうのはあるんですよ。
だけど「BUNが高いから腎臓病」ってわけではないし、「血糖値が高いから糖尿病」
ってわけでもないんですよ。
聞き手: すごい思い当たるコメントがある…。
医師 : あるでしょう。
(視聴者からのコメント):「個人差があると思いますが、私は毎朝プロテインを20g飲んでたら、
腎臓の数値が徐々に悪くなってきました…」
医師 : 当然、悪くなるでしょう。
(視聴者からのコメント):「なので10gにしたら、徐々に数値がよくなってきました」
医師 : それ誰でも起こります。みんな起こります。
糖尿病の人も、(随時)血糖値が高くなる。
(その一方で)血糖値は、糖を食べても高くなる。
だから、「血糖値がどうのこうの」だけで糖尿病ということは言えないんですよ。
なぜかというと、血糖値が高いからといって、「お前さん、10分前に飯食ったろ」
って言われて「うん」って(答えると)、もう「正常、正常」って話なんですよね。
で、BUNが高くても「お前、昨日、タンパク質体重の3倍ぐらい食ったろ」
「うん、食った食った」って言えば、これも正常なんですよ。
そういう意味で、体内マーカーっていうのは見ないといけなくて…。
血糖値、糖尿病だったら「随時血糖」は高いっていうのはあるんですね。
それから腎臓病だったら「随時BUN」が高いっていうのはあるんですよ。
だけど「BUNが高いから腎臓病」ってわけではないし、「血糖値が高いから糖尿病」
ってわけでもないんですよ。
聞き手: すごい思い当たるコメントがある…。
医師 : あるでしょう。
(視聴者からのコメント):「個人差があると思いますが、私は毎朝プロテインを20g飲んでたら、
腎臓の数値が徐々に悪くなってきました…」
医師 : 当然、悪くなるでしょう。
(視聴者からのコメント):「なので10gにしたら、徐々に数値がよくなってきました」
医師 : それ誰でも起こります。みんな起こります。
聞き手: 一般的な認識では、「BUNが上がってる」=「腎臓が悪くなってる」
っていう認識でみんな考えてると…。
医師 : だから「一対一認識」してるんですよね。
まさしくそうだと思うよ。
プロテイン毎日20g飲んでて、一ヶ月後に血中BUNを測ったら高いと思う。
で、一切飲まなくなったらBUNは低くなると思う…「思う」じゃなくて、絶対にある。
百人実験したら、百人ともそうなります。
聞き手: 腎臓がそう処理してるから?
医師 : そのとおりです。
だって、体中にBUNの素の「尿素窒素」の…まあ尿毒症を引き起こす元なんですけどね…
まあ、腎臓がそのBUNを排泄できなくなると、尿毒症というものが起こって昏睡状態に
なるんですけど、通常の腎臓って、それを排泄してるんですよ。
ただ、タンパク質を取れば取るほど、腎臓の排泄量が当然増えるよね。
…ということは、BUNも増えるんですよ。
もう、当たり前の事なんですよ、
(紙コップの)ここに穴を開けたら、こう…水が出るじゃない?
で、少しの水位にしたら、少ししか出ないじゃない?
パンパンになったら「いっぱい出そう」で出て、漏れてくるよね。
そんなような感じです、BUNって。
聞き手:それ(紙コップ)を腎臓として?
医師 : そうそう、そうそうそう。
で、ここに少ししか注がなかったら、チョロチョロとしか漏れてこないけど、
パンパンに注いだらやっぱり、いっぱい流れ出す、みたいな…そんな感じです。
っていう認識でみんな考えてると…。
医師 : だから「一対一認識」してるんですよね。
まさしくそうだと思うよ。
プロテイン毎日20g飲んでて、一ヶ月後に血中BUNを測ったら高いと思う。
で、一切飲まなくなったらBUNは低くなると思う…「思う」じゃなくて、絶対にある。
百人実験したら、百人ともそうなります。
聞き手: 腎臓がそう処理してるから?
医師 : そのとおりです。
だって、体中にBUNの素の「尿素窒素」の…まあ尿毒症を引き起こす元なんですけどね…
まあ、腎臓がそのBUNを排泄できなくなると、尿毒症というものが起こって昏睡状態に
なるんですけど、通常の腎臓って、それを排泄してるんですよ。
ただ、タンパク質を取れば取るほど、腎臓の排泄量が当然増えるよね。
…ということは、BUNも増えるんですよ。
もう、当たり前の事なんですよ、
(紙コップの)ここに穴を開けたら、こう…水が出るじゃない?
で、少しの水位にしたら、少ししか出ないじゃない?
パンパンになったら「いっぱい出そう」で出て、漏れてくるよね。
そんなような感じです、BUNって。
聞き手:それ(紙コップ)を腎臓として?
医師 : そうそう、そうそうそう。
で、ここに少ししか注がなかったら、チョロチョロとしか漏れてこないけど、
パンパンに注いだらやっぱり、いっぱい流れ出す、みたいな…そんな感じです。
聞き手:慢性腎臓病の人は、そんなに入れてなくてもダバダバ出ちゃってる?
医師 : えっとね…慢性腎不全の人っていうのは、(逆に)排泄が少なくなる。
「血中」と「尿中」って考えなきゃいけないんですけど、腎臓病の人っていうのは、
いっぱいタンパク質を摂ると、排泄できないので、血中のBUN尿素窒素が高値になって
尿毒症になっちゃうので、「タンパク質制限をしましょう」っていう話なんですね。
で、普通の人っていうのは、摂ったら摂っただけ出てくるんですよ。
うん、あのもう無尽蔵…多分、300gぐらい摂っても300gぐらい出てくるので、全然、
身体には問題ないんですけれども、出す機能が「100」しかない人が「300」取ったら?
…「200」残っちゃうでしょ。
出て行かないんですよ。
でも、「300」摂って「300」出て行く人が…例えば、「100」摂ったら「100」出てくるよね。
「200」とったら「200」出てくるよね。
…っていうことは、前の数値が高いのはあたりまえなんですよね。
(視聴者からのコメント):「プロテインですが、肝臓腎臓に負担がかかると聞きました」
医師 : 負担かかるよ、もちろん。
もちろんそれ負担かかるけど、それを言ったら何でもそうなんですよ
。
確かに、たんぱく質を取ったら、タンパク質の最終産物の尿素窒素を排泄しなきゃ
いけないので、腎臓に負担が「かかる」か「かからないか」と言えば、かかってますけど、
「健康に害があるかないか」というと、「全くないです」っていう話です。
医師 : えっとね…慢性腎不全の人っていうのは、(逆に)排泄が少なくなる。
「血中」と「尿中」って考えなきゃいけないんですけど、腎臓病の人っていうのは、
いっぱいタンパク質を摂ると、排泄できないので、血中のBUN尿素窒素が高値になって
尿毒症になっちゃうので、「タンパク質制限をしましょう」っていう話なんですね。
で、普通の人っていうのは、摂ったら摂っただけ出てくるんですよ。
うん、あのもう無尽蔵…多分、300gぐらい摂っても300gぐらい出てくるので、全然、
身体には問題ないんですけれども、出す機能が「100」しかない人が「300」取ったら?
…「200」残っちゃうでしょ。
出て行かないんですよ。
でも、「300」摂って「300」出て行く人が…例えば、「100」摂ったら「100」出てくるよね。
「200」とったら「200」出てくるよね。
…っていうことは、前の数値が高いのはあたりまえなんですよね。
(視聴者からのコメント):「プロテインですが、肝臓腎臓に負担がかかると聞きました」
医師 : 負担かかるよ、もちろん。
もちろんそれ負担かかるけど、それを言ったら何でもそうなんですよ
。
確かに、たんぱく質を取ったら、タンパク質の最終産物の尿素窒素を排泄しなきゃ
いけないので、腎臓に負担が「かかる」か「かからないか」と言えば、かかってますけど、
「健康に害があるかないか」というと、「全くないです」っていう話です。
「ランニングスポーツって心臓に負担かかるよね」
「じゃあランニングとスポーツって体に悪いよね」
…そんな理屈、成り立たないのと一緒です。
(視聴者からのコメント):「私は、慢性腎臓病でタンパク質の摂取を制限するように言われています」
医師 : はいはい、はいはい…それはそうですね。
(視聴者からのコメント):「先生の動画を見る限り『プロテインは気にせずとっていい』
と言っているように解釈しましたが、間違いないでしょうか?」
医師 : えっと、これ生理の人に対しては間違いないですけど、病理の人に対しては、
今言ったように排泄できなくなっているので、腎臓で…。
通常、「100」入ってきたら「100」全部出て行くのに、腎臓病の人って「100」入ってきた時に
「50」しか排泄できないので、「『100』入れちゃダメよ『50』にしてね」っていう話です。
聞き手:先生の「気にせず、プロテイン飲め」っていうのは、あくまで「正常な人」…。
医師 : そうです。そうです。その通りです。
それから、私が「運動習慣はいいよ」って言うのは、心機能に問題がない人です。
心機能に問題がある人に高負荷な運動負荷をかけたら心不全を進行させることになるのでね。
だからあのね、それは、心不全の傾向がある人に高負荷の運動を…「HIIT」なんて、
やっちゃダメですよ、絶対に。
それから腎臓病に高負荷の…あのタンパク質でかけちゃだめですよ。
これも当たり前の話です。
「じゃあランニングとスポーツって体に悪いよね」
…そんな理屈、成り立たないのと一緒です。
(視聴者からのコメント):「私は、慢性腎臓病でタンパク質の摂取を制限するように言われています」
医師 : はいはい、はいはい…それはそうですね。
(視聴者からのコメント):「先生の動画を見る限り『プロテインは気にせずとっていい』
と言っているように解釈しましたが、間違いないでしょうか?」
医師 : えっと、これ生理の人に対しては間違いないですけど、病理の人に対しては、
今言ったように排泄できなくなっているので、腎臓で…。
通常、「100」入ってきたら「100」全部出て行くのに、腎臓病の人って「100」入ってきた時に
「50」しか排泄できないので、「『100』入れちゃダメよ『50』にしてね」っていう話です。
聞き手:先生の「気にせず、プロテイン飲め」っていうのは、あくまで「正常な人」…。
医師 : そうです。そうです。その通りです。
それから、私が「運動習慣はいいよ」って言うのは、心機能に問題がない人です。
心機能に問題がある人に高負荷な運動負荷をかけたら心不全を進行させることになるのでね。
だからあのね、それは、心不全の傾向がある人に高負荷の運動を…「HIIT」なんて、
やっちゃダメですよ、絶対に。
それから腎臓病に高負荷の…あのタンパク質でかけちゃだめですよ。
これも当たり前の話です。
(視聴者からのコメント):「障害が起きませんでしたが、1日1回のプロテインで
尿素窒素の数値が異常値になったのでやめました」
医師 : …異常値になるでしょうね。
(視聴者からのコメント):「人工的なタンパク質なので、腎臓が弱い人には
良くないと言うことでしょう」
医師 : そんなことはありません。
「尿素窒素が異常値」って、よくあるんですよね。
だからその、前の日にステーキを食うとか、タンパク質をいっぱい過剰摂取すれば、
血中BUNは絶対高くなります。
ただし、腎臓の働きが正常であれば、それがギューッと正常まで下がっちゃいます。
摂り続ければ高値のままですけどね。(数値上は)異常値のままですね
だから、そういうようなもの(誤診)を防ぐために我々は、
「本当の腎臓病でBUNが高くなってるのか」
「外的にタンパク質を取ったことによってBUNが高くなっているのか」
…って見極めるために、“クレアチニンクリアランス”とかですね、
いろんな検査をやって、本当の腎臓機能をあぶり出します。
聞き手: ああ、なるほど。なるほど、なるほど…。
医師 : “本当の腎臓の姿”っていうのをあぶり出します。
聞き手: 1日1回のプロテインで、尿素窒素の数値が異常値になっている。
でも、それは「人工的なタンパク質だから」じゃなくて…。、
医師 : “だから”じゃない…普通に鳥のもも肉食ってもなる。
尿素窒素の数値が異常値になったのでやめました」
医師 : …異常値になるでしょうね。
(視聴者からのコメント):「人工的なタンパク質なので、腎臓が弱い人には
良くないと言うことでしょう」
医師 : そんなことはありません。
「尿素窒素が異常値」って、よくあるんですよね。
だからその、前の日にステーキを食うとか、タンパク質をいっぱい過剰摂取すれば、
血中BUNは絶対高くなります。
ただし、腎臓の働きが正常であれば、それがギューッと正常まで下がっちゃいます。
摂り続ければ高値のままですけどね。(数値上は)異常値のままですね
だから、そういうようなもの(誤診)を防ぐために我々は、
「本当の腎臓病でBUNが高くなってるのか」
「外的にタンパク質を取ったことによってBUNが高くなっているのか」
…って見極めるために、“クレアチニンクリアランス”とかですね、
いろんな検査をやって、本当の腎臓機能をあぶり出します。
聞き手: ああ、なるほど。なるほど、なるほど…。
医師 : “本当の腎臓の姿”っていうのをあぶり出します。
聞き手: 1日1回のプロテインで、尿素窒素の数値が異常値になっている。
でも、それは「人工的なタンパク質だから」じゃなくて…。、
医師 : “だから”じゃない…普通に鳥のもも肉食ってもなる。
聞き手: タンパク質をある程度、摂取したら、尿素窒素の数値は…。
医師 : “ある程度”じゃなくて、必ず上がる、必ず上がる。
必ず上がるけど、その上昇に耐えるように腎臓が機能して排出してくれるから、
異常値が出たとしても「異常はない」という診断を書くこともあるんですよ。
例えば、今言ったみたいにBUNが異常値が出てきたとしても、いろんな問診をして、
「昨日の夕飯どうだった?」とか、いろんな問診をして「あ、これ“偽陽性”だな」って。
まあ、血液検査が出たとしても、それで「異常なし」という診断書も書けるんですよね。
うん…書く場合が多いですね。
だから、検査結果だけが一人歩きしているので、自分で診断しちゃうんですよね、
「BUNが高いから、腎臓病だ」って…。
聞いてみたら、タンパク質をめちゃめちゃ…プロテインを飲んだ後だったり、
とかっていう事で、「それ正常でしょ」って話になるんですよね。
医師 : “ある程度”じゃなくて、必ず上がる、必ず上がる。
必ず上がるけど、その上昇に耐えるように腎臓が機能して排出してくれるから、
異常値が出たとしても「異常はない」という診断を書くこともあるんですよ。
例えば、今言ったみたいにBUNが異常値が出てきたとしても、いろんな問診をして、
「昨日の夕飯どうだった?」とか、いろんな問診をして「あ、これ“偽陽性”だな」って。
まあ、血液検査が出たとしても、それで「異常なし」という診断書も書けるんですよね。
うん…書く場合が多いですね。
だから、検査結果だけが一人歩きしているので、自分で診断しちゃうんですよね、
「BUNが高いから、腎臓病だ」って…。
聞いてみたら、タンパク質をめちゃめちゃ…プロテインを飲んだ後だったり、
とかっていう事で、「それ正常でしょ」って話になるんですよね。
まあ、でもでもね、「プロテイン」って、やっぱり“粉”を想像するんだろうね。
“粉”っていう人工物に対するアレルギーって、「プロテイン」以外にも、
やっぱ「味の素」でもあるよね。
で、味の素に対しても、やっぱりあれ“粉”で“人工物”で、なんか、
「振りかけると美味くなっちゃう…みたいな…。
「悪魔の何とか」とか言われてるんですけど、結局、白なんですけど…
「全く毒でもなんでもない」っていう結論が出てるんですけども…。
そういう実験とか、未だにその…「味の素は悪魔」とか、
「人工のプロテインの粉、腎臓に悪い」とか…
これ全部、やっぱりその、“幻想”なんだよね。
“粉”っていう人工物に対するアレルギーって、「プロテイン」以外にも、
やっぱ「味の素」でもあるよね。
で、味の素に対しても、やっぱりあれ“粉”で“人工物”で、なんか、
「振りかけると美味くなっちゃう…みたいな…。
「悪魔の何とか」とか言われてるんですけど、結局、白なんですけど…
「全く毒でもなんでもない」っていう結論が出てるんですけども…。
そういう実験とか、未だにその…「味の素は悪魔」とか、
「人工のプロテインの粉、腎臓に悪い」とか…
これ全部、やっぱりその、“幻想”なんだよね。
1食に鶏肉たった100g食ってりゃいいのか
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スレッドタイトル:タンパク質の過剰摂取は危険