ラウンドアップって、そんなに危険なの?


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001 2019/12/11(水) 22:55:00 ID:GUFkcrbQ.U
2〜3年使ったことあるけど、子供が奇形で産まれたりするのかな?
みなさんは使ったこと有ります?

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※省略されてます すべて表示...
022 2020/01/05(日) 22:42:25 ID:YbsJFlszzU
>>21 訂正。歯ではなく 葉 だ。
ほんのちょっとが葉にかかると根っこまで植物が枯れるグリホサートなどという薬品が 毒じゃないなどと 本気で思ってるとしたら。バカをとおりこして 社会を害する公害人間だよ。はた迷惑だ。もはや除草剤の悪影響の一部と化している。まるんた

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023 2020/01/06(月) 09:24:49 ID:2qjsE1FHvU
農薬なんか食べたくない。ついでに糞尿肥料が発する硝酸や亜硝酸もおことわりだ。
無農薬で なおかつ無肥料 な野菜が 欲しいよ。
無肥料な野菜ならば 虫はあまり来ないから 除虫成分も さほど発してないし。
しかし、大量には栽培できなさそうだから、高価になるのは やむをえません。
まるんた

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024 2020/01/09(木) 15:20:27 ID:9W1G.Mc.dQ
025 2020/02/02(日) 11:26:51 ID:QRAm9s6/62
[YouTubeで再生]
無農薬がいいという浅はかなバ力 ラーメン店をやるより何倍も有利な農業『誰も農業を知らない』〜後編〜

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026 2020/02/25(火) 21:41:12 ID:XEAcF8YTFw
【農薬をめぐるバイアス記事の好例】 2019年9月19日

◎除草剤グリホサートをめぐる恐るべき事態が勃発   食生活ジャーナリストの会代表 小島 正美 氏

──科学者へ、決して他人事ではありません──

悪意に満ちたバイアス(偏った)記事がいまなお健在だという好例の記事を見つけた。
知識層が最も好むとされる大手新聞(8月24日付)の朝刊記事だ。

グリホサートという除草剤が発がん性や胎児への影響をもたらすと指摘する記事だが、先進国の公的機関は明確に否定している。
こういう記事が続く限り、活字メディアはいよいよ専門家から見放されるだろうとの思いを強くする。

記事の冒頭の前文は、記事全体の顔だ。まずは、記事の冒頭を以下に記す。

──発がん性や胎児の脳への影響などが指摘され、国際的に問題になっている農薬が、日本では駐車場や道ばたの除草、コバエやゴキブリの駆除、
ペットのノミ取りなどに無造作に使われ、使用量が増えている。代表的なのが、グリホサートの除草剤とネオニコチノイド系の殺虫剤だ。
海外では規制が強化されつつあるのに、国内の対応が甘いことに、研究者は懸念を抱いている。──

この前文を読むと、世界中の科学者がグリホサート(製品名ラウンドアップ)という除草剤が、がんを起こすことを認めているかのような書きっぷりだが、
事実は全く違う。

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027 2020/02/25(火) 21:44:14 ID:XEAcF8YTFw
さらに、同記事は「国内の対応が甘いことに、研究者は懸念を抱いている」と書いているが、私がこれまでに農薬問題を約30年間取材した経験から言って、
この種のリスクの問題で「懸念を抱いている」とみられる研究者は100人の科学者のうち、多くて数人だろう。

そのたった数人の研究者の異端的な意見を、さも大多数の研究者が抱く懸念かのごとく、記事の前文で報じることに作為的な悪意を感じる。
この前文を読むだけで、この記者は科学的で正確な事実を読者に伝えようと努力していないことが読み取れる。

■米国で恐るべき訴訟

同記事にも出てくるが、いまグリホサートをめぐって、米国では恐るべき訴訟が起きている。
科学を重視する科学者にとっては、背筋が寒くなるような訴訟ビジネスの実態だ。──どんな訴訟なのか?

グリホサートを使っていた市民たちが「白血球のがんになったのはグリホサートが原因だ」とカリフォルニア州地方裁判所に訴訟を起こしたのだ。

これまでの3件(2018年8月〜今年5月)ではいずれも原告側の市民が勝訴している。
なんとこの3件で陪審員は補償的損害と懲罰的損害を合わせて、約300億円、約80億円、約2200億円(1ドル100円で換算)もの賠償金の支払いを命じた。
のちに判事の裁定でそれぞれ約80億円、約25億、約90億円に減額されたものの、途方もない賠償金に違いはない。

被告の農薬メーカーは旧モンサント社(現在はドイツのバイエル)。
控訴中でまだ決着はついていないが、恐るべきは、同様の訴訟が米国内で18000件以上も起きていることだ。

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028 2020/02/25(火) 21:47:53 ID:XEAcF8YTFw
■グループ分類の意味

訴訟が起きた背景には、2015年3月に国際がん研究機関(IARC)がグリホサートを発がん性分類で「グループ2A」にしたことが大きく影響している。
おそらく陪審員たちは弁護士の巧みな論法に説得され、グループ2Aという印籠にひれ伏してしまったのだろうと推察する。

しかし、がんのグループ分類は、実際の危険性やリスクの高低とは、全く関係がない。

ちなみに、発がん性分類は「グループ1」(発がん性あり)▽「グループ2A」(おそらく=probably=発がん性がある)▽「グループ2B」(発がん性の可能性あり)
▽「グループ3」(発がん性と分類できない)▽「グループ4」(発がん性なし)の5段階ある。

いうまでもなく、この分類は発がん性の証拠の強さの順番に並んでおり、グループ1はがんの証拠が十分にそろっているという意味だ。
そのグループ1には「ダイオキシン」「たばこ」「ハム・ソーセージなどの加工肉」「アルコール」「カドミウム」「ヒ素」などがある。

アルコールを毎日、たくさん20〜30年も飲み続ければ、がんになるリスクが高くなるという証拠が十分にそろっているという意味だ。
逆に言えば、アルコールをときどき適量に飲んでいれば、がんのリスクはゼロに低い。

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029 2020/02/25(火) 21:53:19 ID:XEAcF8YTFw
■グループ2Aには「熱い飲み物」も

グリホサートに反対する市民グループは、このグループ2Aを盾に「グリホサートは発がん性」と主張しているが、実は、
その同じグループ2Aには「肉類(鶏肉を除くレッドミート)」、「アクリルアミド」(ポテトフライやト—ストの茶色く焦げた部分などに含まれる)、
「65度以上の熱い飲み物」などがある。

言い換えると豚肉や牛肉も、外食産業で食べるポテトフライも、毎日自宅や喫茶店で飲む熱い飲み物も、みなグループ2Aである。
ちなみにポテトフライに含まれるアクリルアミドは毒劇物取締法では「劇物」に指定されているのに対し、グリホサートは同じ法律で「普通物」扱いだ。
これを知るだけで「グループ2Aだから危ないとは言えない」ことが中学生でも分かるだろう。

仮にグリホサートの使用者ががんになって、10億円を超す賠償金を獲得できるならば、毎日ポテトフライを食べていて、がんになった人も、
ポテトフライを売る会社を相手取って訴訟を起こせば、10億円を勝ちとれるという理屈になる。
熱いコーヒーを出す喫茶店からも高額の賠償金をもぎ取れるだろう。

すでに察しがつくように、グループ1はグループ2Aよりも証拠がそろっているのだから、アルコールを売る会社やハムソーセージを売る会社にも訴訟を起こして、
莫大な損害賠償を勝ち取ることも可能になるだろう。

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030 2020/02/25(火) 21:57:02 ID:XEAcF8YTFw
こういうたとえ話を聞けば、この訴訟のおかしさが分かるはずだが、米国の陪審員は科学者のような思考には慣れていないのだろう。
勝訴で勢いづいた弁護側はいまテレビに広告(CM)を流し、「グリホサートを使っていて、がんになった人は訴訟に加わりましょう」と原告を募集している。
見たこともない大金がもらえるなら、原告に加わる人も出てくるだろう。
がん患者を食いものにする訴訟ビジネスの寂しい一面でもある。

この訴訟の背景にはグリホサートに発がん性の警告表示が必要だとするカリフォルニア州特有の「安全飲料水および有害物質施行法(プロポジション65)」がある。
そういう意味ではこの種のリスクに敏感な民主党の強いカリフォルニア州特有の動きともいえるが、この恐るべき訴訟がいつ日本に来ないとも限らない。

■正当な意見は無視

さて、上記の大手新聞の記事は、こういうグループ分類の科学的な解説には全くふれず、グリホサートで発達障害や腸内細菌の異常、
生殖毒性まで起きているとする海外の団体の偏った主張だけを載せている。

市民グループの意見は長々と載せているのに対し、世界中の科学者の多数意見ともいえる欧州食品安全機関(EFSA)や米国環境保護局(EPA)の見解については、
「発がん性を否定」しているというたった一言で済ませている。
要するに記事の大半は、農薬に反対する市民グループとその市民グループに味方するごくごく一部の研究者の意見や主張だけが占めるという構図だ。

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031 2020/02/25(火) 22:00:27 ID:XEAcF8YTFw
こういう記事を書くときは、「私が共感する市民グループの意見だけを紹介する」と前置きして書くべきだろう。
記事はいかにも客観性を装う内容にみえるが、単なるプロパガンダに過ぎない。
よくあるパターンだと言ってしまえば、それまでだが、週刊誌ならまだしも、日本で最も信頼されているとされる新聞でこの状況である。

この米国の訴訟の判決に対して、米国の環境保護局(EPA)は8月8日、
「米国政府はグリホサートの発がん性警告表示を全く認めていない。国際がん研究機関よりもはるかに包括的に研究文献を精査した結果、発がん性の根拠はない」
とするプレスリリースを出した。
こういう重要な動きを記事は全く伝えていない。

さらに言えば、IARCは2015年にグリホサートのほか、マラソン(殺虫剤)、ダイアジノン(殺虫剤)もグループ2Aにした。
しかし、同じグループながら、マラソンやダイアジノンは全く話題にも上らない。訴訟にもなっていない。なぜかグリホサートだけが攻撃される。
市民グループの恰好のターゲットとなっている旧モンサント社がからむからだろう。

市民グループの主張だけを取り上げて、よい記事を書いたと自己満足している記者がいまも存在するということをぜひ知っておきたい。
ここで強調したいのは、反対運動自体を問題視しているのではなく、科学的な根拠に基づく正確な情報を伝えない報道の目に余る偏りが問題だということだ。
こうした海外の動きを受けて、日本の市民グループや国会議員もグリホサートへの反対運動を強めている。

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