
ロコモ予防のための運動で効果を得るには栄養状態も重要、順天堂大が確認
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20211005-1997... 順天堂大学は10月4日、ロコモティブシンドローム(ロコモ)予防のための運動介入研究の結果、
血液中のタンパク質の一種で、栄養状態を示す「血清アルブミン」が
低負荷レジスタンストレーニングの効果を予測するバイオマーカーになること、]
ならびに血清アルブミンの値が4.1g/dL未満の比較的低い値の場合、トレーニングしても筋肉の増量など、
本来は得られるはずの効果が得られにくいことが明らかになったと発表した。
同成果は、順天堂大 COIプロジェクト室の沢田秀司博士研究員、同大学大学院 スポーツ健康科学研究科の内藤久士教授、
同・町田修一教授らの研究チームによるもの。
詳細は、高齢者の健康とヘルスケアを扱ったオープンアクセスジャーナル「BMC Geriatrics」に掲載された。
ロコモは、加齢により、筋肉や骨、関節、神経などの運動器の障害のために、移動機能の低下をきたした状態のことをいう。
順天堂大は2013年度より、ロコモの予防・改善策を開発するプロジェクトに取り組んできており、
その1つとして自体重トレーニングを中心とする低負荷レジスタンストレーニングのプログラム「ロコモ予防運動プログラム」を開発。
その継続実施により、筋量や筋力、身体機能の改善が期待できることを示してきた。
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