仲のいい従姉妹がこの病気。24歳で発症して、その後すぐ弟も発症。
当時何冊か本読んだ。うろ覚えだからざっとでゴメンだけど
この病気はドーパミンという脳の神経伝達物質が通常より多く出てしまうらしい。
簡単に言うと、ふだん人間は自分にとって影響のないよけいな情報に関心をはらわないように
できている。誰かが風邪を引いても、自分に関係なければすぐ忘れる。自分に必要な情報と
そうでない情報(見たもの、聞こえたもの、起こった出来事など)をこす、フィルターが無意識に
働いている。これがドーパミンが多くなることなどによってフィルターの網の目があらくなり、
正常なら拾わない情報に反応するようになる。それが幻聴や妄想や幻覚を引き起こすらしい。
この病気は進行や病状の具合に個人差が激しい。一度発症したら一気に進行し廃人みたいになる人も
いれば、通院と投薬を続けることによって普通に暮らせる人もいる。大切なのは薬を飲み続ける事。
よく眠ること。日常生活でなにがしらの変化がある時に影響を受けやすいから周囲が気をつける事。
おれが書き込んだ理由は、従姉妹も弟もやさしい子だしこの病気にかかっている人の多くも同じだと
思うから、いたずらにこの病気に対してみんなに偏見を持ってほしくないという気持からです。
この病気の発生率はいつの時代も国籍もかわりないらしい。確か200〜300人に一人みたい。
人それぞれ、肉体的にどこかしか弱い部分をもって生きている。これも一つの病気であり悪意のもと
で生まれたものではないってことをここを見た人たちに理解してもらいたいです。
病状が悪化している人は通院しておらず、家族のサポートがない人が多いためだと思う。
>>23 一人で暮らせないことはないけど、友人でも家族でもいいから病気への理解とサポートは
絶対必要だと思うよ。電話でもいいからおしゃべりしてて「あれ、少し調子悪くない?最近どんな
感じ?」そんな会話をするだけでこの病気の人は自分に客観性を持つことができるから、病院に行
って医者とよく話して薬の調合を変えてもらったりすることができる。
まず患者の家族自体がこの病気を恥と思わず受け入れないと、かなり戦うのが難しい病気であるよ。
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