同じようにBUNも、タンパク質を摂った後は血中濃度が高くなる。
しかし、検査時に「BUNが高かった」からといって「腎臓病」と断定はできない。
プロテインを毎日たくさん飲んでいて、一ヶ月後に血中BUNを測ったら
高いのは当たり前。
そして、プロテインを一切飲まなくなったら、BUNは絶対に低くなる。
これも当たり前。
百人いたら、百人ともそうなる。
これはプロテインだからそうなるのではなく、普通に鳥のもも肉を
たくさん食べてもなる。
タンパク質を摂れば摂るほど、腎臓の排泄量が当然増えるので、
BUNも増えるのは当たり前。
しかし、腎臓病の人は、タンパク質をたくさん摂ると「全てを排泄できず」、
「100」摂った場合に「50」しか出て行かないのでBUNが溜まって尿毒症に
なってしまうため、「タンパク質制限をしましょう」という話になる。
一方、「300」摂ったら「300」出て行く正常な人については、
「100」摂ったら「100」出て行くし、「200」とったら「200」出て行くので、
出て行く前に一時的に血中濃度が高くなるのは当たり前だし、何の問題もない。
確かにタンパク質を摂ったら、その最終産物であるBUNを排泄しなければならなくなり、
腎臓に負担が「かかる」か「かからないか」と言えば、「かかる」。
ただし、「健康に害があるかないか」で言えば、「全くない」。
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