ラウンドアップって、そんなに危険なの?


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001 2019/12/11(水) 22:55:00 ID:GUFkcrbQ.U
2〜3年使ったことあるけど、子供が奇形で産まれたりするのかな?
みなさんは使ったこと有ります?

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002 2019/12/11(水) 23:07:50 ID:aKRCB/DT5M
奇形とか子孫の心配する前に自分の発がんを心配することになる

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003 2019/12/11(水) 23:14:50 ID:R74psiv4Nk
やばいよ

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004 2019/12/11(水) 23:17:54 ID:R74psiv4Nk
日本は実験台にされてる。

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005 2019/12/11(水) 23:20:23 ID:R74psiv4Nk
汚染された草を食ったシカ

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006 2019/12/11(水) 23:24:33 ID:R74psiv4Nk
日本人は食わされてる。
輸入小麦粉は食うな。

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007 2019/12/11(水) 23:29:10 ID:Iz./O8UTlk
ラウンドアップだけじゃない
市販されてる風邪薬も、目薬も、抗がん剤も、麻酔薬も
みんな危険

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009 2019/12/12(木) 03:41:34 ID:17uyUG/Ooo
ドラッグストアの入り口で売ってて
薬局に発がん性物質でなんかワロタ

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010 2019/12/12(木) 05:24:31 ID:g1KI76bY2Q
モンサント社が遺伝子組み換えでラウンドアップに耐えうる食物を栽培する
それを経団連と結託して日本人に喰わせてみてどうなるか様子を見ている段階だ

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011 2019/12/12(木) 05:29:22 ID:g1KI76bY2Q
●フランスの大学が200日間、モンサントの
 遺伝子組み換え大豆をマウスに与え続けたら、
 なんと!ゴルフボールのような腫瘍が
 ボコボコと出来上がった。

●遺伝子組み換え作物を育てている
 畑の近くに住んでいる少女は、全身
 ホクロだらけになってしまった。

●アメリカの甲状腺がんの発生率と
 遺伝子組み換え食品の増加は
 比例関係にある

●世界的に活動する
 「フレンド・オブ・ジ・アース」という
 市民団体の調べでは、生産者である
 モンサントの従業員食堂では、
 遺伝子組み換え食品を出していない

私の守護神様にも確認したところ
遺伝子組み換え食品は、食べては
いけないとのことでした。

やはり、危険な食べ物ですね。

ただ、日本は実は
「遺伝子組み換え食品」の消費量が
世界でNo.1なのです・・・

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012 2019/12/12(木) 06:58:11 ID:zU1shSfi3w
農家だけどそんな人聞いたことない。除草剤なしではとても出来ないよ

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013 2019/12/12(木) 11:49:41 ID:Ohy.vUp4Gk
●『やさしいバイオテクノロジー 血液型や遺伝子組換え食品の真実を知る』 (サイエンス・アイ新書)より

天然物信仰に陥る原因のひとつに、「自然は人間の身体に悪い物は作らないはずだ」という思い込みがあります。
しかし、自然は人類のために存在しているわけではありません。
自然が人にとって都合のいい物だけ作り、都合の悪い物は作らないなどと、それこそ都合の良いことを考えてくれるわけはありません。
そういう誤った認識こそ人類の驕りではないでしょうか。

たとえば、多くの人が忌み嫌っている農薬は、「人間にとっては安全性が高いが、作物に悪影響を与える植物や昆虫や微生物などには有害」という選択的な化合物です。
自然が作る殺虫剤は数多くありますが、それを真似て、人にとって都合の良い化合物を作る能力が人間にはあります。
その能力を最大限に生かしてできたのが農薬です。
自然は人間を特別視するいわれがないので、人間だけに都合の良い化合物は作ってくれませんが、人間にはそれができるのです。

昨今、「無農薬」「減農薬」「有機栽培」などといって、様々な農薬代替物が使われており、一般に、無農薬栽培された野菜の方が
そうでない野菜より安全だと信じられていますが、農薬代替物は、農薬ほど厳密に安全性のチェックがなされているわけではありません。
木酢液のように、かえって農薬よりも危険な物もあります。

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014 2019/12/12(木) 12:00:23 ID:Ohy.vUp4Gk
そして、無農薬・減農薬栽培の危険性にはもうひとつの側面があります。
植物は動けない代わりに体内で生態防御物質(天然農薬)を作っています。
野菜だって、なにも人間に食べられるために生きているわけではありません。自分を守るために必死なのです。
生き残るために毒物を生成し、捕食者や病原菌に対抗しようとします。
このような防御化合物は、昆虫や細菌に選択的に有害というわけではなく、人にも有害な場合が多いうえに、農薬よりもかえって発ガン性が高いと言われています。

ただし、生体防御物質は通常の生育には必要無いため、普段は量が少なかったり作っていなかったりする例もあります。
そして、昆虫などに葉をかじられた段階で初めて、その破壊された葉にのみ有害物質を作る反応が起こることがあります。
あるいは、かじられたというストレスを他の組織に伝えるシステムがあり、その信号によって、昆虫などに有害な化合物の濃度を増やしたり、新たに合成したりします。
よく「農薬まみれで虫も食べないような綺麗な野菜は危険だ」という意見を聞きますが、実際には逆で、人工農薬を使わなかったがために虫が食べている野菜の方が、
結果的に発ガン物質が増えてしまっていて危険な可能性が高いのです。
これが自然の摂理です。

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015 2019/12/12(木) 12:04:50 ID:Ohy.vUp4Gk
野菜の品種改良の歴史は、野生種の持っていた毒物(天然農薬)の量を減らす歴史でもありました。
そのおかげで今日の私たちは比較的安心して野菜が食べられるようになりました。

その改良の歴史、すなわち「天然農薬を減らすこと」と「合成農薬の開発・改良」はリンクしています。
植物自身が作る天然農薬の量を減らすと、栽培野菜が病気に感染しやすくなります。
それを防ぐのが合成農薬です。
野菜自身が作るのを減らした天然農薬の分を人が作った合成農薬で補うことで近代農業は成り立っています。

前述のように、天然農薬には人に対する選択性はありませんから、人にとって有害な物が多く含まれます。
一方、合成農薬には人に対する選択性があり、人には安全性の高い物が使われます。

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016 2019/12/12(木) 12:09:53 ID:Ohy.vUp4Gk
それでは、逆に無農薬栽培を続けるとどうなるでしょうか。

無農薬栽培をすると、栽培種の持つ天然農薬が少ないので、感染症にかかりやすく、収穫量も少なくなります。
しかし、中には立派に育つ株も出てきます。

この品種から種をとり、次世代も無農薬栽培を続けます。
無農薬でも育つということは、野生化・先祖返りして再び天然農薬を合成する量が増えたからに他なりません。
それを選択的に次世代に使っていくと、どんどん野生化が進み、より天然農薬の量が増えていくでしょう。

実際に、無農薬栽培によって、天然農薬(発ガン物質)の濃度が増えていった例が確認されています。
これも自然の摂理なのです。

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017 2019/12/12(木) 12:12:47 ID:Ohy.vUp4Gk
「自然が一番」「天然が一番」と思い込んでいる信仰心の篤い人にとっては、そのせいでより多くの発ガン物質を摂取し、ガンになったとしても本望でしょう。
個人の信仰は尊重しなければなりません。

しかし、“何となく”「自然はいい」、「天然はいい」、「人工はダメ」、と思わされているだけの人にとっては、高いお金を払って(無農薬野菜は高い)、
発ガン物質のより多い物を買わされているわけですから、こちらは立派な被害者と言えるでしょう。

なお、誤解されるといけないのでちょっと補足すると、ここで植物が作る殺虫毒素などを人工農薬との対比で便宜的に「天然“農薬”」と書きましたが、
この天然農薬の毒性は日本で許可されている人工農薬と違って強い発ガン性を持つものが多いため、当然、植物から天然農薬を抽出したり、
化学的に合成して同じ成分の薬品を作って農薬として申請しても通りません。

つまり、“天然農薬”の実態は、農薬として許可することができない、農薬以上の危険物質なのです。

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018 2019/12/15(日) 17:53:46 ID:bwtAuChOAo
日本では発がん性は確認出来ないとしています、
その為、規制はないです、

アメリカ産の小麦粉
間違った使い方をしています、
小麦の収穫期はタイトで雨などでタイミングを逃すと収穫が落ちます、
その為、除草剤を散布して強制的に枯らして収穫します、
その為、小麦に残留してます、
アメリカ政府はトップダウンで早急にこの方法を止めるべきです。

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019 2019/12/17(火) 19:09:04 ID:Z9ZIXlTM4.
つまりどういう事?簡単に説明してくれ

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020 2020/01/02(木) 10:40:17 ID:ct1tiXuSJs
ラウンドアップ 円く上げる
マックスロード 最強の道

わけわからん

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021 2020/01/05(日) 22:33:40 ID:YbsJFlszzU
ラウンドアップ とか マックスロード とかのグリホサート系除草剤に 直接的な発がん性が少ないかもしけれない。直接にはな。しかし。
グリホ系除草剤は 生命に重要な代謝やミトコンドリア活動を阻害する致命的な猛毒だ。
生命活動力を奪い 体内で悪影響の因果を巡らせ 糖尿病 心臓病 脳神経の障害 を発する。
最終的には いままでは抑えられていた悪玉菌が 正常細胞を毒素で殺して食べながら 体中に転移しまくり大繁殖する。そーなるほど体力を奪うのがグリホサート。だから歯にかかれば根まで枯れるのだ。
悪玉菌が転移する先々で 正常細胞が防御壁と化すのが第2ステージのガン。ガンが 悪玉菌と発生毒をブロックし、正常細胞を守る。実はガンは善玉なのだ。
このガン発生の因果が広まっていないために タールのような直接発ガン性ばかり言われるが。
ほんとに致命的ガンとは 因果的間接的に発する悪玉菌の大繁殖のことなのである。
ところが がん治療と称する虐殺で 抗がん剤というグリホ系除草剤由来の毒薬で 感染菌もろとも免疫細胞まで全滅させる狂った日本の医療 製薬会社。
ガンは病気ではないのにガンで死亡とか書かれたり。あるいは感染症という ありきたりな死因で処理される。が。グリホサートによる代謝の阻害の因果で感染症で死亡 とは書かれにくい。のをいいことに書かれることはない。
ーー
実際は 今 君らの 糖尿病 心臓病 脳神経の障害 など こそ 輸入小麦粉とか輸入食用油に残留したグリホサートによって 引き起こされているのだよ。
まるんた

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022 2020/01/05(日) 22:42:25 ID:YbsJFlszzU
>>21 訂正。歯ではなく 葉 だ。
ほんのちょっとが葉にかかると根っこまで植物が枯れるグリホサートなどという薬品が 毒じゃないなどと 本気で思ってるとしたら。バカをとおりこして 社会を害する公害人間だよ。はた迷惑だ。もはや除草剤の悪影響の一部と化している。まるんた

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023 2020/01/06(月) 09:24:49 ID:2qjsE1FHvU
農薬なんか食べたくない。ついでに糞尿肥料が発する硝酸や亜硝酸もおことわりだ。
無農薬で なおかつ無肥料 な野菜が 欲しいよ。
無肥料な野菜ならば 虫はあまり来ないから 除虫成分も さほど発してないし。
しかし、大量には栽培できなさそうだから、高価になるのは やむをえません。
まるんた

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024 2020/01/09(木) 15:20:27 ID:9W1G.Mc.dQ
025 2020/02/02(日) 11:26:51 ID:QRAm9s6/62
[YouTubeで再生]
無農薬がいいという浅はかなバ力 ラーメン店をやるより何倍も有利な農業『誰も農業を知らない』〜後編〜

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026 2020/02/25(火) 21:41:12 ID:XEAcF8YTFw
【農薬をめぐるバイアス記事の好例】 2019年9月19日

◎除草剤グリホサートをめぐる恐るべき事態が勃発   食生活ジャーナリストの会代表 小島 正美 氏

──科学者へ、決して他人事ではありません──

悪意に満ちたバイアス(偏った)記事がいまなお健在だという好例の記事を見つけた。
知識層が最も好むとされる大手新聞(8月24日付)の朝刊記事だ。

グリホサートという除草剤が発がん性や胎児への影響をもたらすと指摘する記事だが、先進国の公的機関は明確に否定している。
こういう記事が続く限り、活字メディアはいよいよ専門家から見放されるだろうとの思いを強くする。

記事の冒頭の前文は、記事全体の顔だ。まずは、記事の冒頭を以下に記す。

──発がん性や胎児の脳への影響などが指摘され、国際的に問題になっている農薬が、日本では駐車場や道ばたの除草、コバエやゴキブリの駆除、
ペットのノミ取りなどに無造作に使われ、使用量が増えている。代表的なのが、グリホサートの除草剤とネオニコチノイド系の殺虫剤だ。
海外では規制が強化されつつあるのに、国内の対応が甘いことに、研究者は懸念を抱いている。──

この前文を読むと、世界中の科学者がグリホサート(製品名ラウンドアップ)という除草剤が、がんを起こすことを認めているかのような書きっぷりだが、
事実は全く違う。

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027 2020/02/25(火) 21:44:14 ID:XEAcF8YTFw
さらに、同記事は「国内の対応が甘いことに、研究者は懸念を抱いている」と書いているが、私がこれまでに農薬問題を約30年間取材した経験から言って、
この種のリスクの問題で「懸念を抱いている」とみられる研究者は100人の科学者のうち、多くて数人だろう。

そのたった数人の研究者の異端的な意見を、さも大多数の研究者が抱く懸念かのごとく、記事の前文で報じることに作為的な悪意を感じる。
この前文を読むだけで、この記者は科学的で正確な事実を読者に伝えようと努力していないことが読み取れる。

■米国で恐るべき訴訟

同記事にも出てくるが、いまグリホサートをめぐって、米国では恐るべき訴訟が起きている。
科学を重視する科学者にとっては、背筋が寒くなるような訴訟ビジネスの実態だ。──どんな訴訟なのか?

グリホサートを使っていた市民たちが「白血球のがんになったのはグリホサートが原因だ」とカリフォルニア州地方裁判所に訴訟を起こしたのだ。

これまでの3件(2018年8月〜今年5月)ではいずれも原告側の市民が勝訴している。
なんとこの3件で陪審員は補償的損害と懲罰的損害を合わせて、約300億円、約80億円、約2200億円(1ドル100円で換算)もの賠償金の支払いを命じた。
のちに判事の裁定でそれぞれ約80億円、約25億、約90億円に減額されたものの、途方もない賠償金に違いはない。

被告の農薬メーカーは旧モンサント社(現在はドイツのバイエル)。
控訴中でまだ決着はついていないが、恐るべきは、同様の訴訟が米国内で18000件以上も起きていることだ。

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028 2020/02/25(火) 21:47:53 ID:XEAcF8YTFw
■グループ分類の意味

訴訟が起きた背景には、2015年3月に国際がん研究機関(IARC)がグリホサートを発がん性分類で「グループ2A」にしたことが大きく影響している。
おそらく陪審員たちは弁護士の巧みな論法に説得され、グループ2Aという印籠にひれ伏してしまったのだろうと推察する。

しかし、がんのグループ分類は、実際の危険性やリスクの高低とは、全く関係がない。

ちなみに、発がん性分類は「グループ1」(発がん性あり)▽「グループ2A」(おそらく=probably=発がん性がある)▽「グループ2B」(発がん性の可能性あり)
▽「グループ3」(発がん性と分類できない)▽「グループ4」(発がん性なし)の5段階ある。

いうまでもなく、この分類は発がん性の証拠の強さの順番に並んでおり、グループ1はがんの証拠が十分にそろっているという意味だ。
そのグループ1には「ダイオキシン」「たばこ」「ハム・ソーセージなどの加工肉」「アルコール」「カドミウム」「ヒ素」などがある。

アルコールを毎日、たくさん20〜30年も飲み続ければ、がんになるリスクが高くなるという証拠が十分にそろっているという意味だ。
逆に言えば、アルコールをときどき適量に飲んでいれば、がんのリスクはゼロに低い。

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029 2020/02/25(火) 21:53:19 ID:XEAcF8YTFw
■グループ2Aには「熱い飲み物」も

グリホサートに反対する市民グループは、このグループ2Aを盾に「グリホサートは発がん性」と主張しているが、実は、
その同じグループ2Aには「肉類(鶏肉を除くレッドミート)」、「アクリルアミド」(ポテトフライやト—ストの茶色く焦げた部分などに含まれる)、
「65度以上の熱い飲み物」などがある。

言い換えると豚肉や牛肉も、外食産業で食べるポテトフライも、毎日自宅や喫茶店で飲む熱い飲み物も、みなグループ2Aである。
ちなみにポテトフライに含まれるアクリルアミドは毒劇物取締法では「劇物」に指定されているのに対し、グリホサートは同じ法律で「普通物」扱いだ。
これを知るだけで「グループ2Aだから危ないとは言えない」ことが中学生でも分かるだろう。

仮にグリホサートの使用者ががんになって、10億円を超す賠償金を獲得できるならば、毎日ポテトフライを食べていて、がんになった人も、
ポテトフライを売る会社を相手取って訴訟を起こせば、10億円を勝ちとれるという理屈になる。
熱いコーヒーを出す喫茶店からも高額の賠償金をもぎ取れるだろう。

すでに察しがつくように、グループ1はグループ2Aよりも証拠がそろっているのだから、アルコールを売る会社やハムソーセージを売る会社にも訴訟を起こして、
莫大な損害賠償を勝ち取ることも可能になるだろう。

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030 2020/02/25(火) 21:57:02 ID:XEAcF8YTFw
こういうたとえ話を聞けば、この訴訟のおかしさが分かるはずだが、米国の陪審員は科学者のような思考には慣れていないのだろう。
勝訴で勢いづいた弁護側はいまテレビに広告(CM)を流し、「グリホサートを使っていて、がんになった人は訴訟に加わりましょう」と原告を募集している。
見たこともない大金がもらえるなら、原告に加わる人も出てくるだろう。
がん患者を食いものにする訴訟ビジネスの寂しい一面でもある。

この訴訟の背景にはグリホサートに発がん性の警告表示が必要だとするカリフォルニア州特有の「安全飲料水および有害物質施行法(プロポジション65)」がある。
そういう意味ではこの種のリスクに敏感な民主党の強いカリフォルニア州特有の動きともいえるが、この恐るべき訴訟がいつ日本に来ないとも限らない。

■正当な意見は無視

さて、上記の大手新聞の記事は、こういうグループ分類の科学的な解説には全くふれず、グリホサートで発達障害や腸内細菌の異常、
生殖毒性まで起きているとする海外の団体の偏った主張だけを載せている。

市民グループの意見は長々と載せているのに対し、世界中の科学者の多数意見ともいえる欧州食品安全機関(EFSA)や米国環境保護局(EPA)の見解については、
「発がん性を否定」しているというたった一言で済ませている。
要するに記事の大半は、農薬に反対する市民グループとその市民グループに味方するごくごく一部の研究者の意見や主張だけが占めるという構図だ。

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