●ヒトの本性は肉食動物 (東京大学 農学生命科学研究科獣医生理学研究室教授 高橋 迪雄)  
   >草食動物はバクテリアを発酵させるために、消化管のどこかが目立った変化を見せます。  
 >そのような観点でヒトの消化管を見ると、ヒトの消化管はイヌやネコのそれと同様に  
 >際立った変形はなく、肉食動物の特徴を備えています。    
 >現代のヒトは、確かに植物性の食物をたくさん食べますが、生理学的には肉食動物に違い  
 >ありません。  
 >したがって遊牧生活をしている人たちが、最も自然に近い食生活をしていると言えるでしょう。  
 >穀物を主たるエネルギー源にし始めたのは、人類400万年の歴史で、農耕が始まったわずか  
 >1万年前のころのことだと考えられます。    
 >「有機農業」をはじめとして、人間の食生活の自然回帰が叫ばれていますが、文明人は  
 >もともと「自然」からは大変解離した様式で生活をしています。  
 >寿命が著しく延長しているのも「自然」から大変解離した現象であることは確かで、  
 >この延長した寿命、つまり50歳以後の寿命を健康に維持していくためには、それなりの  
 >工夫をすることが必要かと思われます。  
 >とくに、肉食動物が草食をしているのがわれわれですから、高齢化に伴い食欲が落ち、  
 >さらに消化管機能が減退したときに、どれだけのアミノ酸をどのように摂取するかは、  
 >健康を維持していくための大問題になるかと思われます。    
http://www.ajinomoto.com/jp/features/amino/aminosan/ken...
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