野菜ジュース

例えばカゴメ野菜生活200ml当りの糖質の量は15.7g（カゴメ公式ページ）です。これは、スティックシュガーでおよそ３本分に相当する量です。
缶コーヒーを毎日飲んだら太るということは想像できると思いますが、野菜ジュースも同じです。

野菜ジュースの糖分量が缶コーヒーと同じということは、野菜を食べても太るの？という疑問が湧いてくるかも知れません。
しかし、市販の野菜ジュースと加工されていない生野菜は全くの別物です。

加熱をしていない生野菜には消化を助ける「酵素」という成分が含まれていて、この酵素が野菜に含まれる糖質を特別なプロセスで処理します。
酵素によって分解された糖質は、ゆっくりと吸収されるため、血糖値が急上昇せず、肥満の原因になり難いのです。
しかし、酵素は熱に弱く、加熱処理をするとその機能を失ってしまいます。
市販の野菜ジュースは、食品衛生法上、必ず熱処理されているので、酵素が失われています。

市販の野菜ジュースの問題点はそれだけではありません。食物繊維も加工のプロセスでほとんど取り除かれてしまっています。
酵素同様、食物繊維にもまた、血糖値の上昇を抑え糖が身体に吸収されるのを防ぐという重要な機能がありますが、市販の野菜ジュースにはそれが無いのです。

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